Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン)デザインによる、louis poulsen ルイスポールセン「PHシリーズ」
「PH 3/2 ペンダント」は、光源が発する光を効率良く反射し、同時にグレアをなくした「3枚シェードのPHランプ」のシンプルな基本形です。グレア、光の反射・拡散、照明器具効率、照らされる物の自然な陰影、これらの問題にたいするヘニングセンの回答ともいえる機能的デザインで、インテリアのスタイルにかかわらず、すべてのスタイルの空間にフィットします。対数螺旋という曲線をかたちどった3枚のシェードを組み合わせ、電球のフィラメント部分が螺旋の起点に置かれています。1998年に復刻発売されました。シェードにハンドメイドの吹きガラスを採用し、室内に上質な光を広げます。
ルイスポールセン PH 3/2 ペンダント バリエーション
シェードは乳白ハンドメイド三層吹きグラス製です。
シェードホルダーは、真鍮メタライズド、シルバークロームメック、ブラックメタライズドの3種類あります。
ルイスポールセン PH 3/2 ペンダント サイズ
サイズ | φ284 x H242mm 全長1630mm |
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重量 | 1.5 kg |
光源 | E26 LED電球(白熱電球60W相当) |
材質 | 乳白ハンドメイド三層吹きグラス シェード内側フロスト仕上 |
PH 3/2 デザイナー:ポールへニングセン Poul Henningsen
ポールへニングセンは、1894年コペンハーゲンに生まれました。1911年から14年にフレデリクスベアのテクニカル・スクールで、1914年から1917年にコペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学びました。伝統的な機能主義建築をキャリアのスタートとした後、彼の興味は照明分野に移っていきました。また、活動領域は文筆活動にも広がり、ジャーナリスト、作家としても活躍しています。第二次大戦初期、コペンハーゲンのティヴォリ公園の主任アーキテクトも勤めましたが、ドイツ軍占領時には他の多くの芸術家たちと同様、スウェーデンに亡命し、亡命先のスウェーデンではすぐさまデンマーク人アーティスト・コミュニティーの中心的人物となりました。
ルイスポールセン社とのコラボレーションは1925年に始まり、1967年に亡くなるまで続きました。ポール・へニングセンがパイオニアとして切り開いてきた照明分野の業績 − 影と光、グレア、光による色の再現、そしてそれら光の特性を人間の福利に結びつくように利用すること − は、いまもルイスポールセン社が実践するライティング・セオリーの基礎となっています。