Poul Henningsen(ポール・ヘニングセン)デザインによる、louis poulsen ルイスポールセン「PHシリーズ」
PHシリーズの代表作「PH 5」は1958年発売以来、世界中で愛されている名作照明器具です。「PH 5 Mini」は、名作PH5を直径30センチにリサイズしたペンダントランプです不快な眩しさ(グレア)を抑えるグレアフリーデザインです。光を効率よく広げる対数螺旋形の4枚のシェード、ランプの眩しさを遮るリフレクター、柔らかい反射光をひきだすマットホワイト塗装など、良質な光のために緻密に設計されています。
テーブル⾯を明るく照らし、着席する⼈々の表情を柔らかく⾒せるには、卓上から器具下端の距離を60センチと、低く吊り下げるのが最適です。
ルイスポールセン PH 5 mini カラーバリエーション
カラーバリエーションは、2種のホワイトタイプと6種のカラータイプ、さらにカッパータイプ、ブラスタイプの全10種類あります。
クラシックホワイトはオリジナルに最も近いモデルです。リフレクターにブルー(爽やかさ)、シェード内側にレッド(温かさ)を加えて光の⾊を補っています。⻩昏時に調和する光が特徴です。
カラータイプは、トップからボトムまで各シェードに濃淡のグラデーションをつけています。
本体色 | リフレクター |
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クラシックホワイト | ブルー |
モダンホワイト | ローズ |
ブルー | レッド |
グリーン | レッド |
ローズ | グリーン |
グレー | ローズ |
オレンジ | ブルー |
レッド | グリーン |
カッパー | 銅素材 |
ブラス | 銅素材 |
ルイスポールセン PH5 サイズ
サイズ | φ300mm H163mm 全長1820mm |
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重量 | 0.8 kg ブラス(真鍮)・カッパー(銅)1.5 kg |
光源 | E17 LED電球(白熱電球60W相当) |
PH5 デザイナー:ポールへニングセン Poul Henningsen
ポールへニングセンは、1894年コペンハーゲンに生まれました。1911年から14年にフレデリクスベアのテクニカル・スクールで、1914年から1917年にコペンハーゲンのテクニカル・カレッジで学びました。伝統的な機能主義建築をキャリアのスタートとした後、彼の興味は照明分野に移っていきました。また、活動領域は文筆活動にも広がり、ジャーナリスト、作家としても活躍しています。第二次大戦初期、コペンハーゲンのティヴォリ公園の主任アーキテクトも勤めましたが、ドイツ軍占領時には他の多くの芸術家たちと同様、スウェーデンに亡命し、亡命先のスウェーデンではすぐさまデンマーク人アーティスト・コミュニティーの中心的人物となりました。
ルイスポールセン社とのコラボレーションは1925年に始まり、1967年に亡くなるまで続きました。ポール・へニングセンがパイオニアとして切り開いてきた照明分野の業績 − 影と光、グレア、光による色の再現、そしてそれら光の特性を人間の福利に結びつくように利用すること − は、いまもルイスポールセン社が実践するライティング・セオリーの基礎となっています。