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クロア 社とは
創業は1898年。実に100年あまりの歴史ある会社です。
創業当時は、金属加工、金型製作(金属・樹脂)などを始め、パーツの作成から完成品まで
すべて自社で生産する体制でした。一時期は発電まで自社で行っていたことがあります。
このようなノウハウの蓄積が、今日のCloer社の基礎となっていきました。
20世紀の半ばから、小型家電製品の製造を開始。アイロンを手始めに、ワッフルメーカー、
電気ケトルなど、主に調理家電のカテゴリーに特化して、製品ラインナップを拡大してきました。
金属加工で得たノウハウを生かし、外装にステンレスを使用した家電製品を数多く手がけ、
好評を得ていました。性能、機能は勿論の事、外装・外観にも非常にこだわりと特徴を打ち出す
デザイン思想はここから始まっています。ビジネスのフィールドも、ドイツに始まり、
1960年代からは北欧、ベネルクス(ベルギー、オランダ、ルクセンブルク)を
中心に展開、ワッフルメーカーではトップブランドの地位を築きました。
近年では、ヨーロッパ全域、北米、ロシア、アジアなど、グローバルな展開に至っています。
今、ヨーロッパの家電ブランドとしては、顕著な伸び示すブランドとして注目されています。
クロア 社の調理家電
クロア(Cloer)社は、様々な製品で先駆的な役割を果たしてきました。たとえば、ワッフルメーカー。
電気式でアルミ材のベーキングプレートを備え、サーモスタットで温度制御を行うことで、
焼き上がりがプリセットでき、更に出来上がりをランプやチャイム音でお知らせする。
これだけの機能を持った製品を今から40年前に世界に先駆けて実現していました。
また、日本では最近になってやっと注目されるようになった電気ケトルでも、
ステンレス製で温度調整ができ、スチーム感知によるオートストップがついたモデルを最初に
開発しています。その技術は今回ご紹介するダブルウォール電気ケトルにも生かされています。
ステンレス外装の欠点である発熱の問題を、外壁を二重構造にすることで防止するというアイデアも、
ステンレス製品を熟知した経験から生まれたものなのです。
クロア デザイン
クロア(Cloer)社の製品開発には哲学があります。
それはイノベーティブな機能・性能を時代の流れの中で
風化することのないフォルムデザインに包み込む、というものです。
ヘアライン仕上げのステンレス素材とブラックのパーツを組み合わせた美しい流線型のフォルム。
飽きがこない、しかし、クラフツマンシップに裏打ちされたしっかりとした個性がひかる製品群です。
単なる機能のみならず、時代の流れの中で風化することのない
デザイン性の良さも製品の特性の1つです。
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